夏休みだ！どこを描きに行こうか？ ＜入門＞アートの疑問（？&！）

今回の＜入門＞アートの疑問（？＆！）では、主に夏休みの学生を対象とし、美術の素朴な疑問に答える形で、ひとつあるいはいくつかの視点を提示するものです。夏休みの課題対策になるように【絵になる風景】として具体的に、「どこを描きに行こうか」、「旅行の思い出に」、「テーマを決めて」という３つの段階を収蔵品をもとに提示します。静物画のコーナーでは、よく描かれるモチーフ（素材）を実際にならべて【絵になる静物】を組んで見るような試みも行ないます。 　また、最後に昨年開催したメッセージ2007「南九州の現代作家たち」展で好評だった現代作家の作品も、現代の風景画、静物画として紹介します。ひとつは、磁性流体を使ったインタラクティブな作品、児玉幸子「脈動する‐壁に耳あり（移送空間）」、そして映像作品の倉山裕昭「Suburb」「Lake」「Parking」「Elephant」などです。これだけが正解という解答が無いのが美術と言われますが、問題を解くことも無く見過ごしていくのは、さびしいことではないかと思います。なぜ？どうして？と自分に問いかけることから新たな感性を育んでいけるように構成します。

児玉幸子・竹野美奈子　　「脈動する-壁に耳あり（移送空間）」展示風景

出品作家：山田新一、塩水流 功・古池三八郎・原田 茂・堀切 正・刀坂守信・岩橋英遠・前田実好・坂口伊佐男・刀坂守信・雨田 正・刀坂守信・川越彌録・堀切 正・松園守男・野津 薫・艮 憲栄・桑畑義博・田中正吉・野口徳次・土持 新・永江明夫・山田藤男・大沼映夫・山田キミ・向田三男・鳥丸接古・黒木アヤ子・松下和子・児玉幸子・倉山裕昭 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（展示順）

作品目録[pdf]

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